メルマガとDMを併用して営業効果倍増!

メールマーケティングの実践報告です!

平野友朗が主宰するビジネス実践塾のご案内DMを先日発送しました。 送付物は、ビジネス実践塾のパンフレット、商品サービス詳細、送付状(レター)の3点です。 このDMには2つの目的があります。

目的1 入会促進

1通当たり数百円のコストをかけています。 もちろん、元が取れているかどうかがDMの分かれ目になります。
テストマーケティングもしっかりやっています。 送付状にも工夫をしています。目的1は、ばっちりです!

目的2 リストのクリーニング

今まで、名刺交換した方の名簿が5,000以上あります。 そのうち、メールアドレスが変わったり、すでに会社が移転・倒産して住所が変わった方もたくさんいるようです。 メールアドレスもよく見ると、1~2割の人が未着でエラーになっています。でも、住所は生きているかもしれません。 そのため、今まではリストの削除をためらっていました。

今回、DMを送付して未着になり、かつ、メールが2回続けてエラーになったら削除しよう。そう思って、このようなコンタクトを取ることにしました。実際、1~2割の方を名簿から削除しました。

しかしこれによって、正確な効果測定が可能となります。母数が間違っていると、仮説検証がぶれることになります。 ビジネスとして、数字は正確に追わないといけません。

これからのメルマガは、単一効果では期待するものを得られない場合も

来るべき時のために、リアルマーケティングにもシフトできる。 そんな体制を整えておいた方がいいでしょう。

ネットは安い。そういう時代が終わりかけているようにも感じます。 そのために、今回はDMを送ってみたのです。

DM+メールを使った販促でアプローチ

これからは、今までの「メルマガのみ」「DMのみ」という手法ではなく、DM+メールというメディアミックスがもっと当たり前になるでしょう。 言い換えれば、ミックスすれば、メルマガ効果も抜群だということです!

今回は、2段構えでコンタクトをとりました。

DMを送付(佐川のメール便)

「○月○○日まで、ビジネス実践塾でこんなキャンペーンをやっているから試しに入会してみませんか?」というオファー。

5日後に、メールでDMの内容を補足  (到着まで数日かかるために)

「先日、DMでも送りましたが、ちょっとだけメールで捕捉しますね」という感じで、ほぼ似たような内容を送っています。送り方も2パターンで検証しました。

Aグループは、DMのみ
Bグループは、DM+メール

A、BともにDMからの入会はほぼ同数でした。しかし、Bグループでは、メールからも同数の入会がありました。 つまり、Aグループと、Bグループでは2倍の入会数の差があったと言えます。

DMがあったから、メールが活きた!

たったひと手間を加えて、このような大きな成果が出たのです。こう書くと、それだったら「DM送らないで、メールだけでいいじゃないか!」という声が聞こえそうですが、この方々には、すでに3~4回の案内メールを送っています。

今までの成果から推測すると、DMを送っていなかったら・・・。 入会者数も1/10程度だったことでしょう。最終的なコスト分析はまだ行っていませんが、今回は十分ペイしています。

リストの管理が重要
その時に、注意をしなくてはいけないのが次の2点。

  1. DMは購入者には送らない
  2. メールを送るときには、DMからの購入者を省く

もし、あなたがこよなく愛している会で、その会に入会中。 それなりに存在を認知されていると思っていました。それ なのに、その会から「入会しませんか?安くしておきますよ」っていうオファーが届いたら、どう感じますか?

答えは言うまでもないですよね・・・・この点からも、顧客リストのメンテナンスは重要ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。