名刺交換→メルマガ登録は法律違反？

先日、ある読者の方から、

弊社では社員が名刺交換をした場合
すべて一カ所に集められ、データベースに入れられます。
そして、その後メルマガを送っているのですが
これって正しいのでしょうか？法に触れたりしますか？

とメールをいただきました。

これについて、いろんな意見がありますが、私の意見は一貫して「NG」です。

勝手にメルマガに登録するのは「マナー違反」！

営業上、名刺情報をリストとしてとらえ、リスト化して営業フォローをすると言うのは常套手段です。企業同士のBtoBビジネスならば、それにより大きな成果が出るでしょう。

以前、私がいたような求人広告の会社も、名刺交換する相手は人事担当です。その人たちをDB化してフォローするのはよい戦略です。

ただし、対象外の方を勝手にメルマガ登録するのは反対です。これは完全にマナー違反です。

最近は、個人の活動としてセミナーに出る人もいるはずです。そういった場で出会った人は、顧客の対象外の可能性が高いでしょう。
そのようなメルマガを送る人がたくさん出てくると、

など悪評が立つことになります。

今回のご質問では「法律に触れますか？」とありましたが、名刺交換＝連絡を許可する、ということになるのでメールを送る（メルマガを含む）はOKです。
もちろん相手がいらないと言ったら、送るのをやめなくてはいけません。

つまり、先の質問に一言で答えるなら法律違反ではないが、マナー違反ということになります。

すべてを営業対象として見ている人もいますし、明らかに対象外だけど選別するのが面倒で一気にリスト回しているケースも見かけます。対象外のリストを集めても成果は出ません。そういった意味でも、もうちょっと考えてメルマガを送るべきですね。

法に触れなければいいと思っている人もいますがそういった姿勢は仕事ぶりにも現れます。遠回りでも、相手の感情を意識して欲しいですね！