1対1を意識して書く

1:1それとも1:N

あなたのメルマガは、1対1?それとも1対多数?どちらですか?

文章を書くときに意識すべき点は2つ。

  • 誰に向かって書いているのか?
  • 誰を意識して書いているか?

もしあなたが読者全員にウケル文章をと思って書いているとしたら・・・。
そのアプローチは間違っているかも知れないと思ってください。

たとえば、メルマガの読者が10万人いたとします。
そのすべてに響く文章なんて、誰にも書けません。

どんなにいい本だって、アマゾンを見たら書評は割れています。
どんなにいい映画だって、否定する人はいます。

反対に、1人にすら認められない文章は、多くの人に届くはずがありません。

だからこそ、誰に読んで欲しいのか?
そして、誰に反応して欲しいのか?

それを考えて書く必要があるのです。

要は、反応して欲しい人だけが反応してくれる。
そんな文章を書ければいいのです。

そのために、まずは、目の前の顔の見える読者さん。
その人のために、書いてみてください。
その文章の方が、絶対に人の心をとらえます。

メルマガを書くときは、1対1で送るつもりで書いてください。

文章が書き上がったら、1対Nでも対応できるように表現の一部を修正するだけでいいのです。
はじめから全員に認められようとすると無理が生じてしまうので、そこは注意してください。

これから出すメルマガが 1対1なのか、それとも1対多数なのかを考えて文章を書いてみてください。
ここをコントロールができるようになると劇的に反応率が上がります。

大切なのは、相手を意識すること。
この一言に尽きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。