スパム判定された時に検討すべき、意外な原因とは?

あなたは、送ったメールがスパム判定されたことはありますか?
スパム判定とは、簡単に言えば「迷惑メールに認定される」ということ。つまり、自分が送ったメールが、相手に正しく届かなくなってしまうということです。これはメールマーケティングを活用している方にとっては、死活問題ですよね。

ここ数日アイ・メールのユーザーさんからも「Gmailでスパムメールと出てしまうのですがなぜでしょう?」という質問をいただきました。
これが一人であれば、そのメルマガ独自の問題です。しかし、数名同じ問い合わせがありました。

考えられることは、

  • アイ・メールのシステムの問題
  • Gmailのスパム判定が厳しくなった

この2点です。

前者だったら大変!そう思い、いろいろと調査をしていました。
まずは、私のメルマガフォルダを一つ一つチェックしてみました。すると、アイ・メール以外のシステムでも同様にスパム判定されているメルマガに気が付きました。今回はその時の気づきをシェアしようと思います。

Googleのスパム判定が厳しくなっている!?

スパム判定の問い合わせが増えてきたので、調べてみたところ、アイ・メールだけでなく他のシステムでもそうした判定が多く出ていることがわかりました。

つまり、『Gmailのスパム判定が厳しくなった』ということが考えられます。
そこで、私なりに、「Gmailがスパム認定しそうな言葉が無いか」「変なURLが紛れていないか」など、該当するメルマガの原稿をくまなく見てみました。というのも以前、あるアフィリエイトのURLが軒並みスパム判定されたことがあったのです。

もしかしたら同じような現象が起きているのかも知れません。
他にも、Twitterでも短縮URLがスパム判定されることがありました。もしかすると、この「短縮URL」こそが原因なのかも知れません。その仮説を立て、原稿を眺めること5分。

ついに、原因が分かりました!!!

ようやくスパム判定がなされた原因を究明。
それを知らせるためにこの記事を書いていたのですが、それが原因でこの記事そのものがスパム判定になると困ります(笑)。そこで、該当するURLを大文字にしてみましたが、またもやスパム判定!

しかたなく以下のように●を入れて見ました。

http://p●tl/

するとちゃんと送れます(※この●を「.」に変えてください)。

つまり、この短縮URLのドメイン自体がスパム判定に影響しているようです。社内でちょっと実験をおこないましたが、このURLを送っただけで、危険を示す真っ赤な表示が出てきました。

スパム判定をもらってしまったら、短縮URLも確認しましょう!

今回、この短縮メールのドメインそのものがスパム判定を受けているということがわかりました。そこまで原因が分かったので、アイ・メールの全ユーザーに、このURLを使わないように注意喚起。これを読んでくださった方は、スパム判定が大きく減っているはずです。

メール配信の世界は、いろいろと変化を続けています。スパムを送る業者と、配信システムのいたちごっこ。だからこそ、いつも注意をはかり、動かなくてはいけませんね。

アイ・メールのトラブルでは無かったので安心しましたが運営者としては気が抜けません!

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