【これで解決】メルマガの配信が止まる3つの原因とその対処法を公開!

「なかなか、メルマガを配信できないんですよ」
「週に1回は配信するって決めたのに、もう10日も配信できていません……」

メルマガの専門家としてビジネスを長く続けていることもあり、今でもこんな相談を受けることがあります。
メルマガを配信できない理由を探っていくと、おおよそ同じような原因にぶつかっていることがわかります。

その原因とは、大きくわけて3つ

  1. 意味(効果)を感じない
  2. ネタが無い
  3. 忙しくて書けない

というものです。
もしかすると、「あ!これ私のことだ」と思った方も多いかもしれません。今日はメルマガが配信できないこれらの対処法について、順番に解説しますね。

【原因(1)】「意味(効果)を感じない」場合の対処法

メルマガの配信をやめる理由として一二を争うほど多い原因が、「意味(効果)を感じない」というものです。

メルマガを配信しようと思うと、かなりの労力がかかります。文章が苦手な方であれば、おそらく最初は3時間や5時間ほどかかるでしょう。
それを毎日行っていると、最初はモチベーションも高く続けられます。しかし効果を感じられなければ、「自分には合わないかもしれない」と他のツールに目がいき、メルマガの配信を辞めてしまう方も多くいるのです。

しかし、メルマガは「劇薬」ではありません。あくまでも、漢方薬のようなイメージでしょうか。
つまり、配信してすぐに効果が出るというよりも、ずっと配信し続けることによって、じんわり効果が出ていくようなものです。

メルマガを配信してすぐに成果が出るケースもある!?

確かに何もやっていなかった人が、過去の顧客に対してメルマガを配信することで、一気に反応が出ることもあります。

今まで接触がなかった人からメールが届くと、相手は必ず内容を吟味します。迷惑メールだと感じたなら解除。誰だか思い出せなかったら思い出そうとするなど、いろんな反応が見られます。
ずっとFacebookなどで相手を見ていた人は、「あ!久々だなぁ」と思って反応するかもしれません。

しかし、このメルマガの配信を継続していくと、メルマガが届くことがだんだん当たり前の状態になります。そうなると、当然直接的な反応は鈍くなります。

メルマガで継続的な成果を出すのは、配信を継続すること!

私はメルマガ「0.1%の成長」を17年書き続けています。メルマガを始めた頃の読者の方が、15年経って初めて返信をしてくださったり、大きな案件の依頼(研修など)を発注してくださることもあります。

そのときに、依頼の理由を聞くと、「ずっとメルマガを取っていたから恩返しがしたかった」「ずっと読んでいて、頑張るなぁと思っていた」など好意的なものが多い印象です。

メルマガはいつ反応が出るか分かりません。だからこそ漢方薬だと思って、「いつか効く!」と信じましょう。

【原因(2)】「ネタない」場合の対処法

メルマガを配信するということは、配信するための書く「ネタ」を用意しなければなりません。
メルマガの配信を始めたころは、書きたいこともたくさんあり、配信することが楽しい(新鮮さ)こともあって捗ります。

しかし、だんだん続けていくうちにその感覚もなくなり、ネタが尽きてしまう方も多いようです。そして配信するネタがないという理由で、だんだんメルマガを配信する習慣が抜け落ちてしまうのです。

必要なのは、メルマガを配信するためのネタを探す意識!

じつは私にとって「ネタがない」という感覚はあり得ません。なぜかというと、常にメルマガのネタを探すアンテナを立てながら普段の業務に取り組んでいるからです。

事業に関わるメルマガを送っているなら、いくらでもネタは湧き出てくるはず。たとえば「お客さまからよく聞かれること」「自分が体験したこと」「ちょっとした気付き」などが、メルマガ配信のネタになるのではないでしょうか。
こうしたメルマガ配信ネタに関するアンテナを立てて仕事をしていれば、1日でも5~10個ほどのネタは見つかるはずです。

ネタがないからメルマガの配信ができないという方は、「メルマガのネタを探そう」と意識を変える必要があります。
意識していれば、自然とネタに出会えるようになります。「これはメルマガのネタになるかもしれない」「このネタを配信すれば、役に立つ方もいるかもしれない」と、常にアンテナを立てておくことがポイントです。

意外なところに、メルマガ配信のネタを見つけることも

他にも、Yahoo!知恵袋の投稿や書籍の目次、自分のセミナーのアンケートなどもネタの宝庫です。そして、自分の過去のメルマガも、じつはネタの宝庫と言えます。

私自身、この「ネタ作り」については過去に10回以上記事を配信しています。それでも、その時々で若干伝えたいことは変わるのです。そして読者の方自身も、ここに関して根深い悩みや強い関心を持っているので、「またネタ作りの話か~」と思って解除するということはありえません。

重要なことは何度配信しても大丈夫です。読者の方は、あなたがメルマガで配信された内容をすべて覚えているわけではありません。自分のメルマガの内容に一番興味があるのは、自分自身だけだと思うことも、対処の1つかもしれませんね。

【原因(3)】「忙しくて書けない」場合の対処法

日々の業務の時間に埋もれてしまって、メルマガの配信に取り組む時間が確保できていない。私の周りの方では、この理由でメルマガの配信が止まることが1番多いように思います。

メルマガを配信したいと思っているのに、他の業務で緊急度や優先度の高いものがあれば、そちらから取り掛かってしまう。そしてそれを繰り返しているうちに、気が付いたら今週はメルマガを配信できていなかった!となる方も少なくはありません。

私が自身のメルマガ「0.1%の成長」を毎日配信することができているのは、毎朝7:50に配信すると決めているからです。
これが「週1回配信する」や「配信できるときに配信する」と考えていれば、期限の定義が曖昧なので、続けられなかったかもしれません。

メルマガの発行者は、配信する責任がある

もちろん、私も朝から出張や仕事が立て込んでしまったり、急なトラブルに見舞われることもあります。しかし、そうした状況においてもメルマガを配信する時間を確保できるように、余裕を持ってスケジュールを組んでいます。

また、メルマガは登録してくださっている読者の方がいる以上、発行者には発行する責任があると思っています。
このご時世、悪用されるかもしれないわけのわからないフォームに、自分のメールアドレス(=個人情報)を入力する方は誰もいません。つまり、自分のメルマガに登録してくださっているということは、自分のことを信頼し、自分に対して価値を感じてくださっているからです。

そんなメルマガ読者の方に対し、メールアドレスだけいただいてメルマガを配信しない、ということは、期待を裏切る行為になり兼ねません。
そうした方がいるからこそ、メルマガ発行者としての責任を持って、メルマガを配信しようと思えるのです。

メルマガを配信する曜日や時間、頻度を決める!

週1回出すと決めているなら、曜日を決める。それでも守れないなら、時間を決める。このように期限を決めることで作業の完了率が高くなります。
メルマガを配信できないと感じている人は、「いつ配信するか」を決めてくださいね。

これは他の業務でも同じです。人は、期限を決めない限り、それを仕事として認識できません。ただ単純に後回しになるだけなのです。

さぁ、今日からメルマガの配信を再開しましょう!

いかがでしたでしょうか。

メルマガを配信できない原因は様々です。しかし、今日ご紹介したこの3つが、メルマガを配信できないもっとも多い原因ではないでしょうか。

あなたももし、これらの原因によってメルマガを配信できていないのであれば、ぜひこの記事を参考にして克服し、メルマガを再開させてくださいね!

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