メルマガをやるべきでない人と、その基準とは?

最近「メルマガをやるべきですよね?」
聞かれることが何度かありました。

私はいわゆる「べき論」の考えがあまり好きではありません。
なぜなら「べき論」という一般論に囚われてしまうことで、
無意識に柔軟に考えることを放棄してしまうからです。

それによって、他にいい方法があってもそれを探そうという
思考がなくなってしまうことがあるのです。

世の中に完全はないと思っています。

条件が変ったら、もっと別の選択肢がある。

メルマガを活用できる業種は多岐にわたります。
しかしだからといって、メルマガが最善という業界ばかりではありません。

メルマガよりも他のSNSメディアのほうが向いている業界もありますし、
そもそもオンラインではなく、オフラインの方が効果を発揮できる業界もあります。

だから「べき論」という考えは避けた方がいいと思うのです。

だから先日もそうでしたが、私は「メルマガをやるべですよね?」と聞かれた際に、
即座に「やるべきではありません」と答えるようにしています。

もしメルマガを始めようと検討している段階で、

  1. 顧客数が少なくてもよい
  2. ある特定のコミュニティに属して目立っている
  3. 顧客予備軍の母集団を抱えている
  4. 顧客の名簿(アドレス)はきちんとおさえている
  5. facebookなどのツールで緩やかに繋がっている

この様な条件のうち、3つ以上を満たすならば
メルマガは不要だというのが私の意見です。

ほとんどのメルマガの最終目的は「顧客の獲得!」

もし、ご自分が属しているコミュニティに

「○○の仕事ができますが、やってほしい人はいますか?」
「○○の仕事でご協力できますが、いかがでしょうか?」

と聞いたとき、すぐに声が上がってくるのであれば、
そもそもメルマガで顧客育成をする必要はないのです。

仮に「月に10件案件をこなしたらもう限界」というような
ビジネスの場合は、メルマガに時間をかけるよりも

  1. 売上げを上げる(生産)に時間をかける
  2. 既存客とのコミュニケーションに時間をかける

これだけで十分成果を上げられます。

メルマガはあくまでもツールです。

目的を達成するために必要なツールか
それを一度考えてみてくださいね。

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