メルマガ担当者の決め方

メルマガ担当者は、暇な人を選ぶ!?

いろんな企業のメルマガ担当者を見てきましたが、社内のメルマガ担当者というのはあまり地位が高くなく、専任で取り組んでいるケースはまずありません。ほとんどが片手間仕事です。

しかし、企業によるメルマガ発行の役割を考えてみてください。非常に重要かつ役割は多岐にわたっていることが分かります。

  • より良い会社のブランドイメージの構築
  • 売り上げの増大
  • 顧客フォロー
  • 営業の支援

この事実を知っていながら無視をしていては、売り上げは上がりません。

メルマガ担当者は広報・トップ営業社員・経営者を交えるべき

メルマガの取り入れる3つの要素

メルマガを新入社員やパソコンに強いだけの社員に担当を任せている。これでは、効果的なメルマガは配信できないでしょう。

例えば、営業プロセスを知らない人が思い付きでやっても、うまくいきません。3つの要素をメルマガには取り入れるべきです。

  1. マーケティングの要素
  2. 経営企画の要素
  3. 広報の要素

この3つの視点がない社員に書かせても、売り上げを生み出したり、顧客を育てるできるメルマガになるはずがありません。営業をするなんて、ほとんどのケースが無理でしょう。

数名のプロジェクトで

できれば、メルマガを発行するのは数名のプロジェクトとして行い、経営者クラスもしくは広報、営業責任者クラスが入ったほうがよいです。

実際に書くのは新入社員でも誰でも構いません。取材をしてまとめるなど、きちんと会社の意見を反映できる仕組みをつくって取り組む必要があります。

長期的視点をもった担当者がメルマガの効果を生む

また、長期的な視点がない担当者も問題といえます。担当になってしまうと、「とにかく売り上げを上げないと怒られる!」という気持ちに駆り立てられてしまうことでしょう。

単純に売り上げを上げたいなら、「先着3名様限り」「本日限りで終了」「今すぐクリック!!」「本日まで、この価格です!」……などと消費者の感情を強烈にあおる表現を使えばいいのです。

これだけで、すぐに売り上げを上げることができます。しつこく何度もメルマガを送れば、売り上げは上がるのです。

しかし、思い出してください。スーツの販売店や多くの家具屋が 「閉店セール」を毎週のように開いていたことを。もちろん、最初は確かに効果があります。売り上げも短期的に見たらあがるでしょう。しかし、これをメルマガでやると、せっかく集めた顧客に“劇薬”を打ち続けることになります。

一度“劇薬”をうった顧客は、同等の割引かそれ以上の割引がないと、いずれ何ら反応を示さなくなるのではないでしょう。これでは、本末転倒です。

大切なのは顧客とのリレーションシップ

本来のメルマガ発行の目的は売り上げもありますが、それよりも大切なのは顧客とのリレーションシップです。

メルマガ配信によって顧客と「1対1の関係」をつくり顧客を育成するのです。そうして長期的な関係を育むことが大切だと思います。

しかし、会社の方向性や将来像が分からなければ、どういう関係を築いていいのかも分からず、目先の売り上げばっかりに目が行ってしまうのです。

個人がメルマガを出すのであれば、当然方針はすべてその人の頭の中にあります。企業やビジネスで成功に直結するメルマガを出すのであれば、担当者は重要なポストなのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。