気が付いたらメルマガが届かなくなっている
読者さんから
「最近メルマガが届かないんですけど」
「もしかして、メルマガ辞めちゃいましたか?」
と聞かれることは一度や二度ではないはず。
届かなくなっている原因の多くが、システムによるエラー停止です。
なぜ、エラー停止になるのか
メルマガ配信システムにとってエラーアドレスの存在は死活問題です。
たとえば、1,000通送って500通がエラーになる。
そんなリストを抱えている配信者がいたとしたらどうでしょう。
初めは仕方ないかもしれません。
しかし送る度にエラーになる・・・それは非常に危険です。
この配信システムは迷惑メールを送っている。
同じサーバーから届くメールも全部迷惑メールかもしれない。
そのように判断されると他のメルマガも届きにくくなります。
その他、いろんな悪影響が存在します。
配信システム側は、ユーザーを守るために
エラーアドレスには送らないような仕組みを設けています。
たとえば、アイ・メールでもエラーアドレスの割合が●%以上の場合は、配信者に警告するというフローがあります。
ウェブで自動的に集めたアドレス、業者から買ったアドレス。
そういったものは、エラーになりやすい傾向があります。
配信システム会社によっては、一発退場。
レッドカードとなることもあります。
その場合、それまで払い込んだ費用が戻らないことが大半です。
エラーには2種類ある
エラーには次の2種類あります。
- 一時的なエラー
- 持続的なエラー
一時的なエラーは、「たまたま」今だけ届かない。
つまり、タイミングが異なれば届く可能性があるものです。
考えられることとしては
- 相手先のメールボックスが一杯
- メールサイズが上限を超えているため受信拒否
などがあります。
後者はコチラの問題ですから気付くしかありません。
しかし前者はこちらでは把握のしようがありません。
エラーで戻ってきたとしてもまた次回もメルマガは届けるべきでしょう。
では、継続して送っても意味がない「持続的なエラー」とは何でしょうか?
考えられることとしては
- メールアドレスのドメインが存在しない
- メールアドレスのユーザーが存在しない
- ユーザー側でのドメイン指定受信または指定拒否
- 相手先メールサーバーからの受信拒否
- 相手先メールサーバーに接続失敗
などがあります。
メールアドレスが存在しない場合は、2回目を送っても意味がありません!!
つまり今すぐ削除すべきアドレスです。
システム側からすると一発でエラー停止にすべき対象です。
メールアドレスを誤って入力しているのが明らかな場合は、手動で修正してあげましょう。
【@gmail.com】ではなく【@gmai.com】となっているケースなどはよく見かけます。
「ドメイン指定受信または指定拒否」は指定の解除を促すなどが必要ですが・・・そもそもメールを送れないわけです。
登録時に受信してもらえるように設定変更を促す。
もしくは、チラシやウェブサイトで説明をする。
できることはあるかもしれません。
メール配信システムによっては、ここまで細かなエラーの分類がないケースもあります。
その場合は、アドレスを見ておかしくないかチェックをする。
個別にメールを送って、アドレスの生死を確認する。
別のシステムで送ってみる。
などの対策が考えられます。