メルマガ広告vsオプトインメール

メルマガ広告とオプトインメールの違い

メルマガ広告とオプトインメールの一般的な違いを簡単にご紹介しますね。

メルマガ広告

雑誌広告や新聞広告のようなもので、メルマガ本文のスペースに枠を設けて広告を出すことです。

ヘッター広告(35文字×5~10行位)
センター広告(35文字×5~10行位)
フッター広告(35文字×5~10行位)
号外広告(全面広告)
記事風広告

など色々な種類があります。

オプトインメール

ダイレクトメールの一種と考えてもらったらわかりやすいでしょう。
あらかじめ希望する情報カテゴリのメールを受け取ることを許諾した(=オプトイン)ユーザに対してのみ配信されます。
2003~2004年頃に全盛期だったように感じます。リスティング広告などの台頭により利用者は少なくなっています。
ちなみに、許可なく送られてくるものは「スパムメール」です。

メルマガ広告とオプトインメールのどちらが効果的?

実際に効果があるのはどちらか、迷われる方もいるのではないでしょうか。

オプトインメールのメリット

オプトインメールを使うと、「東京都」「女性」「30~35歳」「会社員」「料理・お酒好き」などとターゲットを絞り込んで広告を配信できます。ある程度ターゲットを絞って送れますから、その分だけ開封率が高くなるのが一番のメリットです。

メルマガ広告のメリット

例えば・・・5万部のメルマガに5万円で広告を出すのと、5万円分のオプトインメールを出すのでは、どちらがいいと思いますか?
ちょっと分かり易く考えてみましょう。

5万円分のオプトインメールというと、@5~20円で考えると 2,500部~10,000部に配信できると想定されます。
オプトインメールの場合、クリックするとポイントが貯まるといったインセンティブがつくケースが多いので、クリック率が50%を越えるときもあります。
しかし、クリックはするけれど、その広告自体には興味がないという人もたくさんいます。
そのため、クリック率は出ても購買に結びつきにくいのです。
メルマガ広告は「究極のオプトイン」と言えるくらい、ターゲットが絞り込まれています。

たとえば、メルマガ成功法なら「メルマガビジネスに興味がある人」と絞られますから、メール配信システムの広告では、トップクラスの成果が出るはずです。
しかも、メルマガは「読みたくてとっている」のですから、メールが届いたときに肯定的な気持ちで開封してもらえるのです。
メルマガを待ち望んでいる人もいます。

これらを考慮すると、メルマガ広告の方に分があるといえるでしょう。
ただ、物販の場合はオプトインメールが有利なケースもあります。
また、メルマガ広告だとある程度は配信先が限られます。

そこを使い尽くしたら新規開拓として、オプトインメールなども使ってみてもいいかもしれませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。