メルマガタイトル(名前)を決めるときの注意点

人がメルマガを購読するときの行動

メルマガを新たに購読しようと思ったとき、あなたは何をどのように考え行動しますか?

いくつかのパターンをあげてみます。
ご自分のパターンはどれに当てはまっているか考えてみてください。

  • 手当たり次第、まずは何でも登録
  • 信頼できる人にススメられたものを登録
  • まぐまぐのランキング上位(読者数が多い)のものを読む
  • タイトルだけで決める
  • メルマガのタイトルと説明文だけで決める
  • サンプルページやバックナンバーを見てじっくり決める
  • 無料レポートなどの特典がついていたら思わず登録

などなど。人それぞれ、状況は色々とあると思いますが、読者がメルマガを購読するときの決定要因は、基本的に次の4つだと思います。

  1. タイトル
  2. 紹介文
  3. バックナンバー
  4. 配信者

この中でとくに需要なのがタイトルです。

バックナンバーを見せようと思っても、まずはタイトルによって興味を引かせなくてはいけないからです。

また、せっかく登録してもらっても、分かりにくいタイトルだと感じたら、開封せずにゴミ箱行きかもしれません。

タイトルというのは、購読前~購読後までの全ての入り口と行っても過言ではありません。
そのためタイトルがメルマガ成功の鍵を握っているとも言えるのです。

そこで、たくさんのメルマガに関わってきた経験から、私が気付いた読者に選ばれやすいタイトルのパターンを3つ、あげてみますね。

リズム型(三拍子調)

タイトルが分かり易く、テンポがよく読めるもの。

驚き型・非常識型

思わず、嘘だろ?そんなことあるの?とつっこんでしまうようなタイトルです。
もちろんタイトルだけにこだわって内容が伴わないと致命的ですが・・・。
非常識さを打ち出し、興味を引くと、「一応登録しよう!」というように行動にうつりやすくなります。

数値型

具体的な数字を入れて、明確化する方法です。
○○の7つの法則などと言うのもこれに当たります。
また数字も、キリのいい数字ではなく中途半端な数字(986万円)などを使うと、真実味があり興味をひくことができます。

この3つの要素を持ち合わせているメルマガは、もしかしたら最強なのかもしれません。
タイトルを考案するときの参考にしてください。

またタイトルを作るときには、タイトルを短縮できるものを使ったほうがいいといえます。

(例)『メルマガ成功法~メルマガコンサルタントの稼ぐ思考』

この場合は配信時に【メルマガ成功法】と短縮して表記することができます。

メルマガのタイトルは変えられる

タイトルはメルマガの顔のようなものです。しかしメルマガは書き続けていると伝えたいテーマが変わってくることがあります。その場合は、タイトルを変えるべきでしょう。

タイトルと内容が正しいかは常に検討

むやみやたらに変えてしまうと、読者様を混乱させてしまい、配信しても気付かれずにゴミ箱行きになってしまうこともあるでしょう。

複数のメルマガを発行したり、発行者のステップアップによってメルマガのタイトルを変えることがあるときは、読者への告知を十分してください。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。