メルマガをはじめる前に

メルマガをビジネスで発行するならばこだわるべきポイント

それは、「知られていないメルマガは、存在していないのと同じ」ということです。

発行者がいくら愛情をそそいでも、いくら業界ナンバーワンのメルマガであってもそれだけでは、意味が無いのです。

まぐまぐで発行されているメルマガだけでも約3万誌

まぐまぐ!で配信されている約3万誌の中で、内容が良く読者数も多いメルマガは、正直、少ないと言えるでしょう。

しかし、認知されていないものは、読むこともできませんし、ましてやその先の商品を買うこともできません。

今、このメルマガの教科書を読んでいるあなたも、何らかのルートで「メルマガの教科書」または平野友朗のメルマガ「0.1%の成長」を知ったわけです。 だからこそ、あなたにメルマガ活用のこの記事をお届けすることができるのです。

「認知→登録」という流れ

知られていないとメルマガの存在価値が伝わりません。
厳密に言うと、次のようなことになります。

  • 知られている人には、メルマガの価値が伝わるもの
  • 知られていない人には、メルマガの価値がないもの

発行者はメルマガを書くことによって、読者の口コミで認知が広がるイメージを持っているかもしれませんが、それは幻想に近いです。内容の良さで自然に読者が増えるメルマガは、0.1%以下でしょう。これは断言できます。

一般のメルマガはどうやって読者を増やしているのか?

答えは、「告知の努力」
認知をしてもらう努力を日々繰り返しています。特に告知の分散をしています。

  1. 名刺にメルマガのタイトルを刷り込む
  2. ウェブサイトの目立つ位置にメルマガの情報を掲載
  3. 他の社員にもメルマガの宣伝をしてもらう
  4. 書籍から特設ページに誘導(レポートプレゼント)の流れを作る
  5. セミナーや講演のなかでも紹介する
  6. mixiの中に書く
  7. Twitterで新着情報を公開する
  8. Facebookのプロフィールに書く

毎回このような泥臭いような紹介を繰り返しているので、毎週微増を繰り返しています。

成功しているメルマガ発行者は、基本に忠実

成功しているメルマガ発行者は、認知してもらうことに力を注いでいます。

メルマガは、人によっては有益なコンテンツに映るかもしれません。しかし、そう映らない人もいるのが事実です。そのために読者の循環が必要です。

「読者が固定化する人数>解除する人数」となるように、有益なコンテンツを出し続けることがポイントです。

これから使えるメルマガ、メルマガの有効性を考えるときには、まずはメルマガの存在を知ってもらうこと= 「入り口」を考えてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。