メルマガ(メールマガジン)とは

メルマガの定義とは?

メルマガとは「メールマガジン」の略称で、企業や個人などが、特定の読者に向けて電子メールで定期的に情報を配信するものです。電子メールで届ける雑誌・新聞ともいえます。受け手は、登録をするとそれ以降の最新号を受け取れるようになります。

登録をした読者に対して1号から順番に届ける「ステップメール」と呼ばれるものもありますが、本サイトでは特に断りがない限り、最新の情報を届ける「メルマガ」について説明をします。

営業マンが顧客に送る月1回のお知らせもメルマガに含まれます。ブログやTwitter、Facebookなどと違いメルマガには明確な統計データがないため、どのくらいの種類のメルマガが世の中にあるのかは未知数です。個人の利用が中心のまぐまぐ!やmelma!といった無料配信スタンドから配信されているものや、独自のシステムを使って配信しているものなどがあります。

メルマガが増え始めたのは2000年頃で、一時期は配信スタンドがテレビCMで配信者を募集することもありました。現在メルマガという言葉は認知され、政治家や政党、省庁、自治体、NGO、警察などでも発行するようになってきました。

最近の傾向

「メルマガ=スパムメール」だと思っている人もいるくらい、メルマガの流通量が増えています。メルマガは、ウェブサイト、ブログ、Twitter、Facebookなどと異なり、こちらから情報を強制的に届けられるプッシュ型のメディアです。そのため一定の効果が出続けるため、利用が衰えることがありません。

その結果、メルマガが嫌われるようになり、効果が落ちつつあると言われています。今メルマガで成功するためには、読者にとって必要な情報を届けるという原点に立ち返る必要があります。メルマガを有効に活用するためには量よりも質が重要になったと言えるでしょう。

メルマガは、発行者の責任の下、自社のメディアを持つということです。そのため、広告が勝手に挿入される無料配信スタンドではなく、独自配信システムからの配信の方がベターだと言えます。

メルマガを発行する場合は、内容以外にも受け手の好みや環境の違いに配慮するなど、購読者の満足度向上に工夫が必要です。この点に、より対応できるのが、独自配信です。企業だけではなく、個人でも無料配信スタンドから有料の独自配信システムへ移行するメルマガが増えています。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。