メールマガジンを書く時間を短縮させる4つの視点

先日メルマガの読者さんとメールのやりとりをしていたのですが、その際に以下のようなご質問をいただきました。

(一部抜粋・加筆)

> メールマガジンを書く時間の短縮のさせ方をお聞きしたいです。
> 私の場合、毎週1,500字程度を書いているのですが、
> その時にかかる時間が平均2時間半~3時間となっています。

> 時計を見て、この時間までに(だいたい1時間で)終わらせたい!
> と思いながらも、終わってみればいつも1時間をとっくにオーバー
> してしまっています。

> 速く仕上げるポイントって、どこにあるのでしょうか?

メルマガを書く時間を短縮させたい。
とくに文章が得意というわけではない方にとって、書くことって結構負担になりますし、時間もかかりますよね。おそらくこの質問と同じような悩みを持たれている方は多いと思うので、今日はその返答をシェアしようと思います。

メールマガジンを書く時間を短縮させる4つの視点

メールマガジンを書く時間を短縮させるためには、この4つの視点が重要だと思っています。

その4つの視点というのは、

  1. 入力速度
  2. ネタ(構成)
  3. 作成手順

です。

まず1つ目は「型」です。
メルマガを書くとなった場合、文中に必要なのは

▼ヘッダーのデザイン(号数、タイトル、日付)
▼フッターのデザイン(解除方法、連絡先など)

だけでなく、本文に挨拶、メインコンテンツ、編集後記などの各パーツがあると思います。
そのパーツで不変なものそうでないものを分けておくと、メルマガを書くときには変るものだけを書いて上書きするだけで済みます。

すると効率は格段に上がりますよね。メルマガを継続している人は、これができているからこそ、負担なく続けることができているのだと思います。

入力速度

2つ目は「入力速度」です。
これは当然のことですが、入力速度を上げなければ、文章の執筆スピードを上げることはできません。これは訓練ですが……キータッチは早くなるように工夫が必要ですね。型を作ることができれば、次はここに尽力してみましょう。

ブラインドタッチができるようになれば、メルマガ執筆スピードも3割以上は増すと思いますよ。

ネタ

3つ目の「ネタ」で重要なのは、事前準備です。
書くことが決まっていない状態でいきなり書き始めても、おそらくまとまりのない文章になってしまうでしょう。それを避けるために、まずは事前に素材を集めておくことが重要です。

私の場合、メルマガの構成は「挨拶」「メインコンテンツ」「編集後記」。この3つのパーツに分かれていますが、PCの前に座ったときにはすでにそれぞれ書くことは決まっています。日常生活の間にも常にメルマガのことを考えているので、「これ編集後記に書こう!」と思ったらiPhoneからPCにメールを送信。もちろんネタが無いときもありますが、そのときには読んだ書籍の感想など、「書籍ネタ」を入れるようにしています。

それでも思いつかなかったら

  1. セミナーでよく聞かれること
  2. 自分の主張を再度繰り返す
  3. 過去のメルマガから新しい視点をえる

など、瞬時にネタを作る方法を実践しています。

作成手順

最後の4つ目は「作業手順」です。
型が決まっているのであれば、パーツに分けて作りやすい順序で書くのがおすすめ。ちなみに私は編集後記→挨拶→メインコンテンツの順で書きます。この順序に変えてから30分~40分で執筆できているので、自分の書き順に合っているのでしょう。

このようにパーツで完成させて最後にテスト配信し、名前が挿入されているか、誤字はないかをもう一度確認。これで完了です。

ちなみに、私の場合、誤字が多少あっても、コンテンツに誤解が生まれなければOKだと考えています。時間を決めてその時間で終わるように取り組む。しかもその終了時間は、強制力の強いものの方が上手くいきますよ。

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