読みやすい行間の空け方(基礎編)

読みやすさは行間の取り方にあり

メルマガを読ませるテクニックとして、行間の使い方があります。
これは『文章を見やすくする』効果があります。

例えば、以下の文章を読んでみてください。
内容は全く同じですが、得られるイメージが全く異なると思います。
内容は、サンプルですのでとくに気にしないでください。

サンプル 【例1】

今まで口コミだけで読者を増やしてきた方もたくさん存在します。でも、残
念ながらこれからはそうは行かないと思ってください。私の所に来る相談(
コンサルティングの依頼)の多くが読者獲得に関してです。内容が伴ってい
ないと読者を獲得することもできないですし、獲得したとしても継続するこ
とができません。そのためその方のメルマガのレベルがどの程度のものなの
かしっかりと拝見させていただきます。その多くの方が、「いいメルマガ」
を書いています。でも、2~3ヶ月と読者の増えない状態が続きます。口コミ
が起こっていないのです。

さて、いかがだったでしょうか?
目でしっかりと追っていても、見づらくありませんか?
これが始めから終わりまで、200行くらい続いていることを想像してみてください。

ちょっと、辛いですよね。

最近のメルマガは、流し読みされる傾向があります。
そうなると、これだけ詰まっていると読まれなくなり、最終的には解除をされることも考えられます。

このように【改行のタイミング】が適切でないと、怖いですね・・・・。
完全に文字の洪水状態です。

これを読みやすく書くとどうなるでしょうか?

サンプル 【例2】

今まで口コミだけで読者を増やしてきた方もたくさん存在します。

でも、残念ながらこれからはそうは行かないと思ってください。

私の所に来る相談(コンサルティングの依頼)の多くが読者獲得に関して
です。内容が伴っていないと読者を獲得することもできないですし、
獲得したとしても継続することができません。

そのためその方のメルマガのレベルがどの程度のものなのかしっかりと拝見
させていただきます。その多くの方が、「いいメルマガ」を書いています。

でも、2~3ヶ月と読者の増えない状態が続きます。
口コミが起こっていないのです。

【例1】はおそらく堅く見えると思います。
そして、逆に【例2】は読みやすく、かつ柔らかいイメージがあると思います。

ここに行間を取る意味があります。
見にくいと、読む前に「読みにくそうだなぁ」「嫌だなぁ」と思ってしまいます。

でも、行間を取ることによって、すんなりと読み始めてもらえます。

目安としては、2~5行書いたら1行あける。
意味が変わるところでは、2行あける。

というルールを決めておくと、簡単に見やすい体裁を作ることができます。

ただ1点注意していただきたいのは、行間を取ることによるイメージについてです。

堅めのイメージをつけたい企業のメルマガの場合など、やわらかくなりすぎないようするにメリハリも必要です。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。