情報は出し惜しみしない

メルマガに情報の出し惜しみをするべからず

情報やノウハウというのは、ほぼ100%どこかにあるものです。

その多くが、その組み合わせ方であったり、解釈の仕方であったり。 本質的な部分は、すべて過去のものから作り出せることが多いのです。

もし、自分が持っている情報の出し惜しみを悩んでいるなら、インターネットで検索してみましょう。
いくら隠していても、世界のどこかに無料で公開されているかもしれません。

インターネットにはなくても書籍に公開されているかもしれません。

読者がメルマガ発行者に求めているのは?

理解しにくい情報や点在している情報を、発行者自身の言葉でわかりやすく整理し伝え続けることではないでしょうか? この発行者自身の言葉でというのがポイントです。

発行者のフィルターを通った情報は世界に一つしかない情報です。

発行者なりの情報を発信し続けていると、読者は発行者に好意を感じたり、いい情報を与えられ続けることに感謝をしたり、与えられていることへの「借り」を感じたりします。

読者はこの「借り」を返そうと行動します。
100%の読者が行動するわけではありませんが、「借り」を返そうと感じる人が多いのは事実です。

商品を購入したり、何らかのメリットを返還しようと動くのです。

読者をたくさん集めているメルマガの多くは、こんなに出してもいいのだろうか? と思うほど豊富な情報を出していると思います。読者は発行者が適切な情報を提供してくれているから価値を感じ、人に伝えてくれるのです。

読者との良好な関係を作るためにも、出し惜しみはしない方がいいでしょう。

情報を全て出した方がいい理由がもう一つあります。世の中にある見える情報があなたの価値を伝える事につながります。あなたが持っている知識が100あったとして、そのうち10しか出していなかったとします。

その10の情報を見た人はあなたは10の人だと思うのです。
逆に、50しか知識がない人は20の情報を出していたらどうなるでしょう。あなたよりも専門的な人だと認知されるのです。

出す情報のボリュームをコントロールする。
それがブランディングにも繋がります。

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。