なぜメール配信をせず、苦労する道を選ぼうとするのか?

普段コンサルティングをしている中で、
「メルマガをやるべきですよ!」という話になることが非常に多いです。

商売を続けていれば、自ずと顧客の名簿が溜まってくるはず。
しかしその名簿の管理が、しっかりできていない人が非常に多いのです。

そのときは、間髪入れずにこうお伝えします。

まずは、名簿の整理をしてください!
新規の集客に力を注ぐよりは、まずリストの再構築です。

どうして今までのお客様との接触を大事にせずに
新しい顧客ばかり求めるんですか!!!

既存客で疎遠の方がいるならばその人達に連絡を取る。
固定客がいるならば、その人達との接触頻度を高める。

やれることはたくさんあるのに
新規ばかり追ったらダメですよ。

力説しているように見えますが、事実そうなのです。

これこそが、ビジネスを安定させる鍵になる。

長らくビジネスをしている中で、私は常にそう考えています。

まずすべきは「既存顧客のフォロー」!

「新規客からの受注」と「既存客からの追加受注」。
どちらのほうが簡単だと思いますか?

考えるまでもなく既存客ですよね。

なぜなら「信頼」が構築できているからです。

きちんとした対応をしていれば、信頼が生まれますので、
当然、営業のハードルが下がるわけです。

信頼関係がある中で相手にメリットのある提案ができれば、
それを受け入れてもらえる可能性が高まりますよね。

しかし人は粗利額などで考えるのではなく、
新しい人が何人来てくれたのかで評価をしてしまいがちです。

そのため新規ばかりを追うのかもしれません。

そして「目新しいことをやりたがる」ので
違う施策を試してみるのかもしれません。

手元には、可能性がたくさん埋もれている!

メルマガを始めるのに1,000人規模の大きな名簿は不要です。

  1. 今までお会いした方
  2. ウェブサイトで興味を持ってくださった方

とにかくまず、このようなすでに自分のことを知ってくれている人
接触することから始めてみましょう。

ただし、いきなりメルマガを送るのはNG。

名刺交換をした人に対して、

「メールマガジンを始めました。もしよろしければ登録してください」

と連絡をして、メルマガ登録に促すのが1番手堅いでしょう。

弊社ではアイ・メールという配信システムを提供していますが、
このユーザーの多くの方が一番規模の小さいプラン(3,000名以下のプラン)でのご契約。

1,000人を超えている人の方が少ないと思います。
でもユーザーの方にお聞きすると、十分成果が出ていると聞きます。

月額2,000円で、顧客との接点が継続してもてる。
月に1回送るだけでもしっかりと思い出してもらえます。

メールマガジンは、プッシュ型メディアで一番効果が見込める!

以前はプッシュ型メディア(能動的に接触を持つことができるメディア)は
メルマガしかありませんでした。

しかし最近ではLINE@のようなプッシュ型メディアも存在していますし、
他にもSNSなどのツールが登場し、関係性を作ることは昔に比べてたやすくなりました。

しかしそれでも、トレンドに左右されず
根を張り続けられているのはメルマガだけです。

そしてメルマガは、メールボックスが存在する限り、なくなることはありません。

まだやっていないという方は、いきなりメルマガのシステムに契約しなくとも、
試しに月に1回メールの日を決めて、お客様に1通1通メールを送ってみてください。

おそらく1日(8時間)あれば50~100通は送れるでしょう。

そしてどのくらい返事が届くのか。
どのくらい仕事に繋がるのかを見てください。

きっとへとへとになると思いますが(笑)
その効果にビックリするはずです。

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