最近「メルマガをやるべきですよね?」と
聞かれることが何度かありました。
私はいわゆる「べき論」の考えがあまり好きではありません。
なぜなら「べき論」という一般論に囚われてしまうことで、
無意識に柔軟に考えることを放棄してしまうからです。
それによって、他にいい方法があってもそれを探そうという
思考がなくなってしまうことがあるのです。
世の中に完全はないと思っています。
条件が変ったら、もっと別の選択肢がある。
メルマガを活用できる業種は多岐にわたります。
しかしだからといって、メルマガが最善という業界ばかりではありません。
メルマガよりも他のSNSメディアのほうが向いている業界もありますし、
そもそもオンラインではなく、オフラインの方が効果を発揮できる業界もあります。
だから「べき論」という考えは避けた方がいいと思うのです。
だから先日もそうでしたが、私は「メルマガをやるべですよね?」と聞かれた際に、
即座に「やるべきではありません」と答えるようにしています。
もしメルマガを始めようと検討している段階で、
- 顧客数が少なくてもよい
- ある特定のコミュニティに属して目立っている
- 顧客予備軍の母集団を抱えている
- 顧客の名簿(アドレス)はきちんとおさえている
- facebookなどのツールで緩やかに繋がっている
この様な条件のうち、3つ以上を満たすならば
メルマガは不要だというのが私の意見です。
ほとんどのメルマガの最終目的は「顧客の獲得!」
もし、ご自分が属しているコミュニティに
「○○の仕事でご協力できますが、いかがでしょうか?」
と聞いたとき、すぐに声が上がってくるのであれば、
そもそもメルマガで顧客育成をする必要はないのです。
仮に「月に10件案件をこなしたらもう限界」というような
ビジネスの場合は、メルマガに時間をかけるよりも
- 売上げを上げる(生産)に時間をかける
- 既存客とのコミュニケーションに時間をかける
これだけで十分成果を上げられます。
メルマガはあくまでもツールです。
目的を達成するために必要なツールか
それを一度考えてみてくださいね。