先日、お客さんのところへメルマガ配信の説明に行ってきました。
一般的にメルマガの配信というと、
- セグメント配信
- 一斉配信
- 文章のアドバイス
などを思いつきそうですが、その案件はもっと複雑です。
今回は実際に私のクライアントが、メルマガシステムを活用したセールスの自動化の事例について、ご紹介します。
メルマガシステムを使ったセールスの自動化!
今回の案件、どういうものかというと、顧客データベースを一つ持ち、そのデータベースをメルマガやフォームと連動させ管理するというもの。
もう少し具体的に言うと…フォームから問い合わせがあれば、データベースに問い合わせ内容などの履歴を格納。お見積もり依頼があったら、データベースにお見積もりの履歴を格納。
サンプル請求があったらデータベースの顧客情報を追加した上で
- 0分後 サンプル請求のサンクスメール
- 1日後 発送しました連絡
- 3日後 到着しましたか連絡
- 5日後 サンプルの使用感を問うメール
- 7日後 セールスメール(1)
- 9日後 セールスメール(2)
これを自動的に送っていきます。
このデータベースは単一のものです。つまり履歴を横断的に見られるのです。
もちろん、商品の購買が目的ですから購入者があればそれもデータベースに書き込みます。購買後は営業マンが動くからいいのですが、注文があったときに、 セールス用のステップメールが発動してしまったらアウトです。
お客様は、ステップメールとは知らずに丁寧な対応だと思っているかもしれません。すでに購入しているのに、自動的にセールスメールが届いたら
感動が嫌悪感に変わります。ここまでの課程をすべて自動化することが出来ます。
細かい事例をチェック!
システム上から
- お問い合せフォーム
- お見積もりフォーム
- サンプル請求メール
- 購入フォーム
- メルマガ登録/解除フォーム
を作成しマスターデータベースを共有します。
そして、購入者にはセールスメールを送らないなどの細かい設定をしていきます。
こうやって書くと非常にシンプルですが、これだけのデータベースの設計を外注(※)すると50万円前後かかることも多いようです。
※メルマガのシステム提供会社に作業を外注した場合
それであれば自分で考えて全体像を構築した方がいいですよね。
そのために必要なのは、エクセルベースの顧客データベース。
エクセルの列を見ながら
- Aのセルが○○
- Bのセルが××もしくは△△
この条件を満たしたらAのフラグが立った日付の3日後に、シナリオ1のメールを送る。などのように説明出来る形で構築で切れていれば、自動化は非常に簡単なのです。
このようなデータベースの形式は
- コンサルタント
- セミナー業
- ウェブで見積もりを集める企業
- ステップメールからセールスにつなげたい企業
などに非常に有効です。
メルマガでもっと自動化はできる!
自動化するところは徹底的にシステムでやる。そして、人が介在すべき時は人間が徹底的に丁寧にやる。これが重要です。
例えば、毎日朝6時にメールを送る場合、病気でも何でも早起きしてやるよりも、事前に設定しておいて、自動化すべきなのです。
それよりも、1件1件のメールの対応を、もっと真剣に行うべきだといえます。
もっと自動化は出来ます!
自動化が出来るという前提で、どんなことが出来るのか考えてみてくださいね。