メルマガ読者の獲得単価を答えられますか?

ビジネスの仕組みの中にメルマガを取り入れる

これはあらゆる人にオススメしている方法です。

極端な話メルマガで無くても構いません。 紙のニュースレターを送ってもよいのです。

重要なのは、一度知り合った人に定期的に接触をすること。

それにより

  • 何が出来るかを知ってもらう
  • どんな人かを知ってもらう
  • 頭の中に存在し続ける

という効果があります。

一度の面談で強いインパクトがあったとします。
しかし、数日もすればその記憶も弱くなっていきます。

そうなると、「何かを依頼しよう」という気にはなりません。

どんな業態であっても、メルマガで繋がり続ける。
それは間違いなくプラスになります。

このときに送信対象を広げるべきか否か。
ここをまずチェックしてください。

たとえば、狭い範囲で仕事をしていれば十分。
そのような場合は、読者をむやみに増やす必要はありません。

知ってくれている人に「忘れられない」努力をするだけです。

逆に、私のように新規のお客様の獲得を前提として ビジネスの仕組みを作っている場合は、新規の読者獲得は必須です。

私の場合

  • アイ・メールのユーザー獲得
  • ビジネス実践塾の会員獲得
  • ビジネスメールのセミナー参加者獲得

など、新規のお客様が必要です。

そのようなビジネスの場合は、 【1人あたりの獲得単価】を明確にすべきです。

たとえば、次のような計算が成り立つとします。

100人読者のうち1%(1名)が実践塾に入会
半年は継続してもらえる(4,620円×6カ月=27,720円)
その場合は、27,720円÷100名=277.2円/1名

つまり1人あたりの獲得単価が277円以下ならいくら広告費をかけても良いと言えます。

もちろん、売上に転換できるまで時間がかかるかもしれません。
その点を意識してキャッシュフローを考えればよいのです。

実際は、セミナーや別の商品などへの派生も考えられます。
そのため私の場合、獲得コストは800~1,000円で見ています。

こういったことを考えず、読者獲得の広告を打つ人がいます。
それは単なるバクチです。

ビジネスをしっかりやりたいなら、ここまで数字で落とし込むべきです。

この「獲得単価」が分かっているとセミナーでの立ち振る舞いも変わります。
呼ばれて登壇したセミナーであってもどんなひと言を伝えたら、10人登録してくれるだろうか?

そう考えて読者獲得を真剣に考えるようになります。


仕組みを考えずにビジネスをやっているとどうしても、読者獲得に前向きになれません。
まずは「仕組み」です!!

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。