ビジネス系メルマガは読者とコミュニケーションをとるべき

メルマガはリアルな営業活動にも転換

個人や小規模の会社で発行しているメルマガの場合、読者とリアルな場面で接触できるような機会を作り出すのも売り上げアップにつながる営業の方法ではないでしょうか? 実際、多くの発行者が行っています。その種類は様々です。

  • 有料で開催される大人数を集めてのセミナー
  • 少人数のセミナー
  • 無料で開催する勉強会のようなもの

特にビジネス系のメルマガで多い

実際、その場に参加した人達同士が新しい仕事を生み出したりしています。 これは昔からあった異業種交流会とは似て非なるものです。もし趣味で発行している食べ物のメルマガなら、昔で言うオフ会のようなものを開いて一緒に食べ歩きをするというのももちろんアリです。

もはや、読者はテクニックがちりばめられたメルマガに飽きています。
そして、何を求めているのかと考えたときにもっと深い関わり合いなのです。

この考えから出てくるのが、ネットとリアルを融合させてキチンとしたコミュニティを形成するという考え方です。

メルマガの発行は、ネットの中だけのものではない

広い対象に対する情報発信と狭いコミュニティを両方作りあげる。これができるのです。オフラインで会うことで、はじめて本当の信頼関係が生まれるんだと思います。それに会って得られる情報と文字だけから得られる情報とには、比較にならない大きな差があります。 これからは、発行者も独自のコミュニティを作ろうともっとリアルに出ていくべきです。

どこにどうやって作りだすかは、発行者や企業次第。

メルマガで「募集」をしてみましょう。
やり方はいたって簡単です。メルマガの読者に、こう書いてみてください。

「○○を開催したいと思いますが、お越し頂けませんか?」

反応がいい人が10人も集まれば立派な集まりになります。 そこで有益な情報が聞こえてくるでしょう。

メルマガを出していても、メールだけのやりとりでは会話の量が限られてしまいます。 だからこそ、「会ってみる」「読者から情報を直接仕入れる」ことも必要かもしれません。

ちなみに、1人も会いたいという人が出てこなければ、発行者に対するロイヤリティが低いということになるかも・・・。その場合は、メルマガの見直しが必要ですよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

平野友朗。株式会社アイ・コミュニケーション 代表取締役/一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事/一般社団法人PAG 代表理事/実践塾シェアクラブ 主宰。 1974年、北海道生まれ。筑波大学人間学類で認知心理学専攻。広告代理店勤務を経て、2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。メールコミュニケーションの専門家として知られる。得意とする分野は、メールマーケティング、メール営業、時間短縮などの業務改善。ウェブマーケティングの戦略立案やメルマガ・ウェブサイトの改善。メディア戦略を含めたブランド構築や出版プロデュースなど多岐に渡る。自らのメルマガ「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」では、コミュニケーションデザインやウェブマーケティングに有益な情報を送り続けている。